●2011年11月某日/長野北部

登山、廃校巡りも終えさらに奥地を目指すことにします。
といってもすでに午後2時。
晩秋ということもあり、すでに日は傾きつつあります。
日が沈むまでにどこまで行けるのだろうかと、車を停めた広大な嬬恋村の原野で
地図を広げてみるとあの毛無峠はこの近くではないか。
毛無峠といえば鉱山廃墟で有名な場所。
さらにツーリングマップルを見るとおすすめとして草津方面のルートもある。
うーむこちらも気になります。
そうだ。草津を経由し稜線沿いに毛無峠へ向かえばよいのだ。
こうして午後3時にして二兔を追うことになったのですが
この決断が大きな誤りを生むことになってしまうことに・・・。
せっかくなので湯釜という観光地に寄ってみると崖マニアとしてはかなり魅力的な荒々しさ。
ちょうど地平線に太陽が沈む瞬間、最後の光が火口を染めていきます。
やがて火口の岸が夕日に照らし出され、次の瞬間、周囲は闇に沈んでいきました。
photo:Canon eos7d 15-85mm
【続く】
●2011年11月某日/長野北部

すっかり忘れていましたが本来の目的地は毛無峠なのです。
冬の日暮れは早くすでに薄暮がはじまっています。
いや、しかし闇夜でも長時間露光で撮ることも可能。
そう思い聞かせながら細い山道を走り続けついに最後の分岐点までやってきました。
手元のツーリングマップルによれば峠まであとわずか数キロ。
しかしなんたることか、車の周囲は闇とともに湧き上がってきた深い霧に包まれはじめます。
霧の中でさすがに夜景は撮ることはできません。
ああ湯釜によりさえしなければ。
結局視界ゼロの毛無峠で今回の徘徊は終わりを告げました
霧は峠周辺だけだったようで帰路、嘘のように晴れ渡り薄暮の幻想的な光景が広がります。
本来ならば毛無峠で廃墟鉄塔をシルエットに
こんな写真を撮る予定だったのですが・・・。
photo:Canon eos7d 15-85mm
【了】
●2011年11月某日/宣教師会館.01

山巡りついでに上田市までやってきました。
以前から気になっていた建築物を見にいってみるのが目的です。
ダラダラと秋晴れの田舎道を走りようやくたどり着いた宣教師会館という古い建物。
係員の方がとても親切に案内してくれる物件です。
説明によるとここは明治時代に建てられたものだということですが
おもしろいことの建築様式はアメリカ開拓時代なのだとか。
アメリカ開拓時代っていうのも珍しい。
さらにここは調度品がすばらしいく、使い込まれた家具に見入ってしまいます。
photo:Canon eos7d 15-85mm
【続く】
●2011年11月某日/宣教師会館.02

しかし驚かせられたのは宣教師と使用人の身分関係。
宣教師のプライベートスペースはもちろん、それ以外の布教場所、ダイニングなどの公共スペースですら、
使用人は一切立ち入れないように完全に区別されていました。
厨房に至ってはダイニングとの間に小窓が作られ食器の出し入れの際、
顔をすら合わせることは許されないという厳しい仕組みになっているのです。
これが宣教師自身の修行のため、一般人との距離をとるために考え出された作られた仕組みなのか、
あるいは宣教師と「現地人」の区別のため作られたものなのかはよくわかりません。
しかしもし後者であるのならば、その圧倒的な「バリア」に宣教師が言う「平等」というものは
キリスト教徒のみに適応といういうことなのだろうか、と考えてしまいます。
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さて車を停めていた崖の下の駐車場へショートカットしようと崖を降りていくと
濡れた草に足を滑らせバランスを崩すと次の瞬間にはそのままひっくりかえるという悲劇が。
さらにわるいことに前日の豪雨で泥のようになっており服が泥まみれ。
トランクに着替えがあって助かりました。
これは先ほど不謹慎なことを思ってしまった罰なのかもしれません・・・。
photo:Canon eos7d 15-85mm
【了】
●2011年10月某日/秋キャンプ.02

秋キャンプに行くことになりました。
目的地は長野県、特に急ぎでもないので車にキャンプ用具一式を詰め込むとだらだら出発。
レイブ系のイベントなんかで真夏の海岸沿いのキャンプを何度もやったが
正直蒸し暑くて眠れたもんじゃありません。
やはりキャンプは標高の高い山、あるいは気温が下がる秋なのだ。
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ようやく集合地点である阿寺渓谷に到着しました。
ここには森林鉄道の廃線まであるのだ。
久々に廃線の写真を撮ったりしながら河原に下りるとかなりの透明度!
しかし足をつけてみるも10秒ももたない冷たさです。
今回は渓流で泳ごうとサーフィン用のウェットスーツを持ち込んだのだのですが
10月の渓流で果たして泳げるのでしょうか。
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いよいよ夕食の準備にとりかかります。
今夜も再び七輪が登場!
材料は皆が適当に持ち寄った適当七輪やら煮込みやらなんでもあり。
やがて眠気におそわれ、先にテントに戻ると冬山用のシュラフに潜り込みます。
10月の山中ということもあり夜になるとさすがに冷え込んでいますが
キャンプは少し寒いくらいがちょうどいいのです。
これが夏の平地キャンプならば暑くて眠れずテントに入ってきた
一匹の蚊で地獄を見るなんてざらにあります。
静まりかえった山中にサラサラと渓流の音が響く夜の渓谷。
明日は横の渓流で泳ぐ予定。
【続く】
photo:Canon eos7d 15-85mm


